大きな川の上の橋の端に座る
あんまりきれいでも汚くもない川を眺める
横にずらーっと並ぶのは中学校のときの同級生
そろそろ行こうか、と立とうとしたら
私の赤いお財布が川に落ちた
あ、という間もなく一人の子が川に飛び込んだ
川岸に行って受け取る
ありがとう
教室
今日の日直を黒板に書く
それがどうしても彼の名前を思い出せない
彼の名前とおぼしきものを書いたらどうも違うらしい
や、もういいよ、なんて言われるけどそういうわけにはいかない
身を挺して川に飛び込んでくれたのに
・・・
目が覚めて名前を思い出した
忘れるわけないのにさ
中学校とは懐かしい
どんな意味があるのかな