halcan



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ミシェル・フーコー読書会

九月に入ってこの方読書の秋を満喫していて
今までの人生の隙間を埋めるように本を読んでるのね
って、埋まることが一生ないのはわかってるんだけど
勉強をするっていうのが今のわたしには一番しっくりくるんだ

それで

こないだ図書館でふと手に取ったフーコーが意味わかんなくて
じゃあまず、攻略本を、と簡単なフーコー本を読んでいたら
折りよく学校のジェンダー研究所CGSで開催される読書会が
今学期フーコーだったので行ってきた
文献は、ジェンダー研究の必読図書、「性の歴史1 知への意思」

訳した人がフランス語あんまり得意じゃないらしくて
フーコー自体の理論よりも言い回しで苦しむ人多いみたい
私たちは、フーコーに詳しい大先輩に原書と首っ引きで解説してもらいながらお勉強

今日突然行くことを決めたので読書会なのに文献読んでなくてほとんど理解できなかったけど
フーコーの裏話で大いに盛り上がった
参加してた子達もなかなか面白くてよかった

今週の金曜日にqueer and queer friendlyのpartyが表参道であるそうです
www.planetxg.com

ジェンダー研究って、世間とはずれた意識を持っていないとできないんだな
だって、メリットのCMに対してあれだけ怒れたり、
ゲイパレードについてあれだけ饒舌に語れたりするのって
今の日本のものさしじゃ計れない場所にあるんでしょう?

だから私はとても心強いと思った
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by halcan2 | 2005-09-27 21:06 |

神様 / 川上 弘美

新潮文庫以外の文庫本に手がでたの久しぶり

まだ読んでる途中だけどあんまり面白いんで投稿
短編集なんだけど彼女の作品の中で一番好きかも

---

電車の中で所々泣きながら読み終えた
自転車をこぎながら何で好きなのか考えたら
あざとくないからだ、という結論に至った
目を覆いたくなるくらいあざといことを書く作家があんまりいるから
 
表題作の、神様、という作品は、子どもが小さいときに”みちみちされながら”書いたという
なるほどな、と思った
そういう空気がよく伝わる本

夢見がちな人には特にお勧めします
20冊くらい買って配りたいくらい好き
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by halcan2 | 2005-09-25 22:57

ハナレグミ

台風の中、小金井公園に何千人かの人が集まった

涙がでるほどピースフルな半日だった


終演後、この際流されてしまうか、とスパゲッティーを食べに行った
すごく混んでるおいしいって噂のラーメン屋さんをやり過ごして
吉祥寺のかわったスパゲッティー屋さんへ
"あなたと 食べたい のびのび スパゲッティー"
って歌いながら

今日終わってから合流した子達は
知り合ってから一週間、一月、二月しか経っていないことに気づいた
三ヶ月前はこの誰も知らなかったんだよね
変なの
この先三ヶ月でまたいろんな人に会うのかと思うとわくわくする

素晴らしい半日だった
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by halcan2 | 2005-09-24 22:45 | 音楽

nine interviews / 柴田 元幸

巻末にある作家紹介を紹介

Paul Auster
…コロンビア大学大学院を中退後、フランスに渡り、別荘管理人など、様々な仕事に従事。…

そこらへんの暮らしぶりはhand to mouthをはじめ、彼のいくつもの著作に出てくるのだけど
彼の手にかかると身にふりかかる全ての出来事が魔法にかかったみたいにいきいきして見えるから不思議
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by halcan2 | 2005-09-22 10:52

memento mori

読んでいた本にedgar allan poeの記述があって
留学中に練習した"I would die"というannabelle leeをモチーフにした歌を思い出した
子どものつたない恋の歌

デュエットだったので、なかなか練習をしようとしない相手役の子にやきもきしながら
しばらく練習をしていたのだけど
発表間近のある日、日本にいた友人が亡くなったの

何人かからメールをもらって
お葬式のこととか書いてあって
実感わかないながらも泣いて一夜を過ごした

次の日学校に行ってもまだ涙が止まらなくて
しかもとてもじゃないけどこんな歌、歌えないって言ったら
その日はさすがに歌わなくてよくなったけど
show must go on、それを逐一模倣する学校も然り
発表をやめる訳にはいかないので
ふがいなく思いながら、作り物の空しさを感じながら更に練習を重ねた

私たちのperformanceはびっくりするくらい好評だったけど
複雑だったな

わたしたちは普段余りに死を忘れてる


在学中、再三言われたのは
holidays(日本風に言えば、盆暮れ正月)も関係なし、親の死に目にも会えない
ってこと

それっくらいの覚悟は必要です、ということなんだけど
考えてみれば当然だよね
だって代わりは腐るほどいるから休めば文字通り命取りになる

だからb'wayの役者達がplaybillに載せる
親や恋人に捧げるthanksっていうのが余計に心に迫って聞こえるんだ

毎回の公演を大事な人に捧げてるから
私たちにもちゃんと届くんだよ
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by halcan2 | 2005-09-20 23:47 | 音楽

生半可版英米小説演習 / 柴田元幸

お、オースター一番初めだ
やっぱり一番好きなのかな、と思いきや
単にアルファベット順なだけだった

私はオースターの柴田元幸しか知らなかったけど
さすが知識の量が半端ないな

彼もう五十歳なのね、信じられない
彼の書く文章には永遠の35歳みたいな爽やかさがあると思う
第一印象がムーンパレスだからしょうがないんだけど
だって一人称の主人公22才くらいだもんね


ちょっとだけ飲みたい気分なので
キリンのwhite aleを飲んでいる
後味が気になるけどまあまあおいしい
レモンとかでごまかしてなくていい
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by halcan2 | 2005-09-20 23:28 |

一日中聴く音

着信音とアラームを一通りピタゴラスイッチの曲にした

テレビは一日五分しかみられないけど
一日中音を聴けていい


夕べテレビ周りをガチャガチャやっていたら
wowowとCATVの機械を発見した
みられるんじゃん我が家!知らなかった!


テレビを見る時間が格段に増えそう

なんせ今一日五分だから
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by halcan2 | 2005-09-20 13:54 | 音楽

skylark, won't you lead me there.

夜に昼寝をして眠くないので夜更かしを決め込む

母が見てたドラマが最終回で話の流れが全くわからないので
涙の結末を横から乾いた目(乾きすぎてドライアイ)で眺めてたけど
気になってネットであらすじを探して読んで泣く羽目に
本のほうがずっと面白い

飽食に飽きてしまった私たちは
"スロー"な生活や
九時五時で趣味を楽しむ生活や
遊びすぎて疲れた心を癒すプラトニックな恋愛に憧れる

天邪鬼は渇望してるくせにまず自嘲しなきゃいけないのだから疲れる

とりあえず音楽を聴く
何をするにもBGMが必要なのは
テレビ文明の寵児だからか潜在的ipod世代だからか

jazzの歌詞はロマンチックなのが多いけど
その実生活の崩壊していたミュージシャンの多かったこと

さっき聞いたlive音源のseptember in rainの
酒場でがやがやしている聴衆の音に
彼らを前にして歌う彼女の生活や人生を想像してみる

夜っていいな
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by halcan2 | 2005-09-19 01:23 | 音楽

タナゴコロ

学校が始まった

今学期取った授業はどれもとても面白くて
世の中は私の知らないことで満たされてる、と実感

今日は水曜日でお昼にチャペルで短い礼拝があったので行ってみた
ポスターが目に付いたのも、足が向いたのも、
元を辿れば私が必要としているらしいことはわかるのでそれに敢えて逆らうこともなく

ふと懐かしい、と思うような、ステンドグラスやら金銀やらのny的絢爛豪華な教会とは違って
パイプオルガンと、鐘と、たくさんの扇風機がぐるぐる回る
音のよく響く質実剛健な教会は
帰ってくる場所みたいでほっとした

うるさいパイプオルガンがやんだら
静かに説教を聴いて
静かにお祈りをした


キリスト教を全肯定することは私にはできないけど
神様がいてもいいかもな、と思った
 
更に言えば、いつでもつながる携帯を持っててほしい
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by halcan2 | 2005-09-14 14:52 | 学校

m. hulot's holiday

nyを発つときにもらった何枚かのDVDのうちの一つ
本当は一緒にもらったmonty pythonがみたいのに
どうしても見つからないのでしょうがない
何度目かのm. hulotがヴァカンスを楽しむ映画をみる

探してるときにいろんなものがでてきた
借りてそのまま持ってきてしまったものとか
プレゼントされたものとか
形を変えて私の生活の一部になる彼らの心、もしくは愛情

ゲイシャのポストカードもでてきた
どうしろっつうんだ、と思いながらも笑みがこぼれる

支えられてたんだなあ

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小津にしろtatiにしろ、WWⅡを生き抜いた人たちで
彼らがユーモアや深い愛情を内包する映画を作ったっていうのは
わたしたちにもまだ望みはあるっていうことなんじゃないかな
何も血相変えて声高に叫ぶだけが革命じゃないんだよ
best revenge is living well、っていう昔の作家の言葉が響く

今日は夏休み最後の日だ
気合入れなおさなきゃ
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by halcan2 | 2005-09-05 20:49 | 映画