コンヴェンションもマイケルムーアも去ったnyの
あまり人も入っていない長い週末最終日の最後の回で
劇場の真ん中にあいていたかわいい男の子の隣の席に座って観た
彼のほかの作品は
GMにまつわるドキュメンタリーしか観たことないのだけど
フリントっていうのはすごい街だなあ
なんか十代の男の子の怒りにも似た
八方に放射するエネルギーを感じた
ユーモアっていうのは人をひきつけるんだ
映画自体はプロパガンダのための都合のいいコラージュだけれども
それぞれドキュメンタリーだから
彼のユーモアのセンスとそのフィルターを通して見える矛盾や浅はかさが
生々しく矛先を向けてくる
共同体の中からこれだけ激しく反発し、他の人に影響を与える人間がでてくることは
とても健康的なことだと思う